大阪シティバス1号系統の路線図です。
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大阪市内の古い公園Top10
公園名称 | 開園年月日 |
中之島公園 | 1891年12月1日 |
天王寺公園 | 1909年10月15日 |
日本橋公園 | 1918年3月31日 |
西九条公園 | 1919年3月1日 |
桜ノ宮公園 | 1923年12月1日 |
八幡屋公園 | 1923年4月1日 |
福島公園 | 1925年4月1日 |
平野公園 | 1928年1月1日 |
都島公園 | 1929年11月20日 |
関目中央公園 | 1930年5月1日 |
大阪市内の広い公園Top10
公園名称 | 面積(㎡) |
鶴見緑地 | 1,225,651(守口市域含む) |
大阪城公園 | 1,055,643 |
長居公園 | 657,084 |
天王寺公園 | 261,821 |
南港中央公園 | 208,820 |
桜ノ宮公園 | 181,417 |
中島公園 | 130,135 |
八幡屋公園 | 124,811 |
千島公園 | 111,970 |
靭公園 | 96,723 |
参考資料はコチラ
札幌市営地下鉄路線図です。
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大阪シティバス34号系統の路線図です。
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2004年の大リニューアルで
ソウルのバスの財政構造と運賃システムが激変
市民中心のバス政策を財布に・生活に優しく一石二鳥で変えた!
2004年以前までのソウルのバス運賃は、日本と似ているようなシステムでした。また、乗り継ぎによる割引はなく、回数券や現金、旧型のICカードで運賃を支払うシステムでした。
2004年の大リニューアルで、バス会社の財政を改善し、バスの運営にて発生した損した額をソウル市が補填するというような内容でした。これを準公営制といい、ソウル市内のバス路線を一貫的に管理するようになりました。
準公営化の最も大きい目的は、バス会社が採算が取れない路線を廃止することを防ぐなど、市民へより便利な公共交通機関のサービスを与え、その利用を促すことでした。
これは比較的に需要が少ない短距離路線や乗り継ぎが必要で売上が低調だった路線を抱えるバス会社や利用者には、もってこいの政策であり、結果的に赤字であるが生活に必要な路線などは、廃線されることなく、需要があれば基本的に生き残るようにできたのです。
しかし、この政策は悪用される事例が昨今増え、ニュースに大きく取り上げられていますが、その内容はここでは割愛します。
2004年の大リニューアルで最も話題になったのが運賃システムの変更でした。
都市型(一般) | 座席(中・長距離) | 高級・深夜座席 |
700 | 1300 | 1400 |
幹線 ○○● | 支線 ○○●● | 広域 9○●● | 循環 ○● | マウル 区名○○ |
800 | 800 | 1400 | 500 | 500 |
また、従来の料金体系では、ICカードに限り乗り継ぎ割引が有りましたが、バス・バス、バス・地下鉄間の乗り継ぎで50ウォン割引がついていました。ソウル市内のバス料金は均一制だったため、一つの路線に乗り続けるほど得でした。しかし、バスを乗り継いで2路線乗ったときは、近距離でも700ウォン2回で50円ウォン引きで1350ウォンという値段だったので、一つの路線に乗り続けないと損するシステムでした。ここで、ソウル市がそういう市民に夢のような料金体系を実施します。
なんと、ソウル市は5回目の乗車まで乗り継ぎでありば移動した距離のみを運賃として計算するという案を持ち出し、実行に至ったのです。2004年に実施した対距離制運賃体系は以下の通り。
ソウル市を走る地下鉄とバスの料金体系を一体化し、地下鉄とバス、またバス同士の乗り継ぎにて、初乗り料金を別で取らないようになったのです。
この料金体系がソウルにて初めて適用された後、京畿道や仁川の地下鉄・バスにまで広まり、その3自治体で料金体系が統合されるようになる最初の一歩となりました。また、首都圏以外の自治体も、これをロールモデルにして適用した例が増えていきました。
身近なところに韓国在住歴がある人が居れば、その人が日本に来て、「交通費が高い」・「乗り換えたらまた初乗りとるの?なぜ?」という疑問を持っている方を見かけたと思うのですが、これがその理由です。
この料金体系は市民にとても好評なので、ベースは変わらず幾度改正されたものの、15年間維持されてきています。
現在のソウル市内のバスの料金体系は以下のとおりです。
幹線 支線 | 深夜 N○○ | 広域 9○●● | 循環 ○● | マウル 区名○○ |
1200 | 2150 | 2300 | 1100 | 900 |
いかがでしょうか。現在は、この料金体系は、ソウル市内の公共交通手段だけでなく、京畿道や仁川のバスにまで適用の対象が広がり、距離を乗った分だけ、5回目の交通手段まで初乗りがタダになります。この料金体系が浸透した今は、首都圏なら何回かバスの乗り継ぎが必要な場所でも、加算料金を大きく気にせず自由に行き来できるのです。
近郊都市間の移動でもバスが多く走っていて、乗り継ぎが必要不可欠な国柄もあって、それをまんまと狙った政策を実施することで、交通手段分担率にて自動車が占める割合が減少しました(若者の車離れも要因のうち一つではありますが)。
また、日本の首都圏では鉄道の駅まで徒歩・自転車で移動し、それから電車にのり、また次の電車に乗り換えて移動することが圧倒的に多いですが、ソウルでは生活に自転車はそれほど活用されていません。何かしらのバスが住宅地の隅々まで浸透しているので、駅まで自転車に乗らなくても、そもそも鉄道を使わなくても中距離・長距離の移動が可能であるからなのです。移動速度は遅いですが、自転車に乗るならバスに乗る選択をする方が便利と考える人が多いので、バスを選ぶのです。
余談ですが私も地下鉄の駅まで徒歩15分かかるところに住んでいましたが、いつもバスで駅に行きました(笑)。
世界中のバスは、バス会社によってバスの塗装が異なることが多いです。しかし、韓国のバスは、予め自治体が指定した塗装で走ったり、そもそも塗装に関する制限がなかったりで、それぞれ自由な塗装で走っていました。
ソウル市では1964年より市内で登録されている路線バスに塗装を指定し、2004年のリニューアル前までにそれぞれの種別に彩りのある塗装を指定してきました。
また、既存の種別では路線番号の制限はなく、リニューアル以前は都心に全く別の場所へ走る同じ路線番号のバスが走ったり、枝番(11-1・11-2・11-3…11-7など)の乱立がするなど、改善が必要でした。
この問題の解決方法として、2004年の大リニューアルで、幹線(Blue)・支線(Green)・広域(Red)・循環(Yellow)と、主に4つの種別を設定し、ソウル市内で一貫性のある路線番号の制定をし、バスをよりわかりやすく乗れるように対策を講じたのです。
そして、2004年のリニューアルに欠かせないのが、ソウルやその周辺を8つのエリアに区切り、それぞれ0から7まで番付をしました。ソウルのど真ん中といえば、ソウル駅周辺、明洞、光化門などがありますが、それらのエリア番号は0で、それを基準に時計回りで1から7まで指定され、路線番号にエリア番号を含むようにする方針で作られたのです。
幹線バスは名前の通り市内の幹線道路などを通り比較的に距離が長く、市内の都心や副都心を中心に経由する路線です。番号は3桁で、次のような方法で路線番号が決められます。
例えば、402番の場合、
4 = 江南区・瑞草区のエリア番号
0 = 中区・鍾路区のエリア番号
2 = 固有番号
したがって、402番は江南からソウル都心に向かう2番の路線だということがわかります。実際に住んでいると路線番号の意味はあまり気にしないで済みますが、初めて行った人にとってはある程度行く場所のイメージが付くようで、とても便利だという声も上がっています。
次に支線バスです。支線バスは上述した幹線バスより狭い範囲で走り、路線が曲がりくねっている場合が多く、速達性より、できるだけ多くの人に近づくよう、利便性を高めた路線です。路線番号は4桁なので、初めて接すると紛らわしくなります。番号の設定方法は以下のとおりです。
7016の場合、
7 = 恩平区・西大門区
0 = 中区・鍾路区
16= 固有番号
また、リニューアル前の市内路線より小さい範囲で走っていた「マウルバス」(直訳すると村バス・街バス)に関しては支線と同じく緑の塗装にてリニューアルしました。マウルバスは「江南02」「永登浦10」のように区名を入れているので、ハングルが読めないと使うには少し難しいですが、居住しない限り乗ることはほぼありません。しかし、観光地に飽きて探検がしたい方にはおすすめです。
広域バスはソウル市を覆っている京畿道からソウル市をつなぐことと、23時から1時までの深夜に走る深夜バスの役割をするという2つの大きな目的でできたものです。しかし、ソウル市民のためのバスなのに京畿道住民のためのバスになってしまっているという声が高まり、ソウル市も広域バスに消極的になりました。よって、京畿道とソウルの都市間のバス輸送は京畿道の路線バスが大半を担っています。また、相次ぐ鉄道路線の開業により、京畿道に急行電車が多くなったことで、広域バスの立地が狭くなったこともその理由です。
9701番の場合
9=広域バスの意味
7=恩平区から流入
01=固有番号
[/point_maker]循環バスは、日本語でわかりやすく言うと「環状バス」になります。リニューアル当時には様々なエリアに循環バスが走っており、永登浦エリア、江南エリア、都心エリアにて7路線が開通しましたが、料金の問題や支線バスとのシステム重複などで永登浦と江南では廃止され、現在は都心に01、02、03、04の路線のみ走っています。また、それらの路線にはすべて電気バスが走っており、黄色の塗装は見ることができないようになりました。
2004年7月1日に行われた大リニュアールのおかげで、それまでバラバラだったソウル市内のバスの路線番号が市全体にて統一化されるようになりました。
小さな変化はあったものの今でも徹底的にその型を崩さないようにしており、バスの利用者にとって、よりわかりやすく使うことになったのしょう。
韓国は朝鮮戦争が終戦した後、飛躍的に経済発展をした国で、その経済発展をする手段として、国家を掲げて道路の整備を最優先にし、全国規模で鉄道と比べて道路の整備が優先されることになります。これでよく分かる例が、江南(カンナム)区内の道路の幅の広さです。
三成(サムソン)駅の衛星写真
地図アプリにて三成駅の近辺を見てみると、太い大通りは6~10車線ほどの幅があります。現在の江南区は、1970年代から1980年代にかけて整備された完全なる計画都市で、格子状に道路ができており、幹線道路はすべて6車線以上の幅を確保しており、三成駅を縦断する道路は12車線、横断する道路は10車線という設計で作られています。いかに道路の広さにこだわったかがわかります。
また、江南区のみならず、1970年代以降に計画された幹線道路は広々とした設計であります。さらに、住宅(マンション)が並ぶ地区でも、6車線以上の道路が近所にあることは珍しくありません。
ソウルでは、モータリゼーションにより市内道路が慢性的に渋滞し、バスの運行速度が低下したため、1993年2月より道路の端の車線を、曜日・時間帯を指定した上、バス専用レーンを青色実践・破線の区画で整備し始めました。バス専用レーンがなかった時代よりはバスの運行速度が高くなったのは事実ですが、以下の問題が目立つようになりました。
1.駐車・停車車両を避ける必要がある
2.バイクのすり抜けによる事故が多発
3.曲がる車によりスピードが下がる
上記以外にも様々な問題が次々と発生し、1996年2月に韓国初の中央車線バスレーンが開通しました(千戸大路の一部区間)。最初の中央車線バスレーンは、歩道橋でバス停と道路端の歩道をつなぐことで、革新的なものでした。
この成功例から、2004年に、ソウル市内のバスの大々的改善が行われたときに、改善内容のうち「中央車線バスレーン」が含まれ、順次的に拡大され、現在は韓国ソウルでは多く設置されています。その構造とは、道路の中央車線をバスレーンにし、道路の真ん中にバス停を設置するといったものなのです。
これらの問題を解決するために、道路の中央車線をバスレーンにし、且つ、従来の時間帯別の規制から全日制にすることで解決を図ったのです。そうしてバスの通行が多い幹線道路から工事が始まり、様々な問題に直面しながらも改良を続けて今の安定した中央車線バスレーンの姿になったのです。
こうして、鉄道よりは道路を重視した政策を多く、鉄道の事業計画は先送りになり、コストが安く済むバスがソウルの市内の隅々を縦横無尽と走るようになり、市民によるバスの利用が活発になったのです。
このサイトに訪れ、この文を読む皆様は、ソウルに訪れたことがありますか?普通の観光地なら地下鉄でカバーできるものの、場所によっては駅から離れすぎて、バスの利用を余儀なくされる場面があるかと思われます。
日本の首都圏では、メトロ線・都営地下鉄線が走っていない場所では、都バスがカバーしており、中には過密ダイヤでバスを動かしている路線もあります。しかし、1つのバス路線の距離はソウルのそれに短く、基本的には20km以上の中距離・長距離移動は電車、短距離移動は徒歩・自転車・バスを主として移動するはずです(アクアライン経由路線など例外有り)。
また、東京近郊などでは鉄道での移動が容易であり、23区内は地下鉄・JR・私鉄が一日凄まじい多さの鉄道便が走っており、都心でのバスでの移動は鉄道での移動に比べて少ない印象です。また、地上では徒歩か自転車で移動し、その手段で移動できる距離を超える、もしくはを他の交通手段使ったほうがコスパがいいといった理由で真っ先に思いつくのは「電車を使う」という発想ではないでしょうか。
しかし、ソウルでは、日本の首都圏、特に東京23区とはまた事情が違います。
この表を見れば分かる通り、鉄道・バス・自家用車の3つの手段で絞り込むと、このような結果が出てきます。東京のデータは2010年、ソウルは2012年と少し古めのデータではありますが、東京都区部とソウル市の交通手段の違いは丸わかりでしょう。
表では、東京23区の鉄道が分担する比率が圧倒的に高いです。しかし、ソウルはバスと自家用車の利用も多い事がわかります。ソウルの幹線道路は基本的に6車線以上ですが、どの道路も混雑しているのが実情で、路線バスの数が東京と比べて桁違いに多いことが、このデータにて裏付けることができます。
https://news.seoul.go.kr/traffic/archives/289
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/kiban/suishin_kaigi/pdf/wg_douro_14.pdf
ソジュとは、酒精(エタノール)を希釈し、その後甘味料や酸味料、調味料を添加した後アルコール濃度を調節した韓国で最も親しまれているお酒のことを言います。
fresh17.2
アルコール度数 17.2%
マスカット・グレープフルーツ・すもも・ストロベリー
アルコール度数 13%
いずれも
310円(税別)
韓国ではコンビニ価格で1800ウォン(約170円)です。
コロナが猛威を振るうこのご時世には
韓国へ行けないし、直輸入品なので仕方がありませんね・・・^^;
チャミスルは、眞露(JINRO)が発売しているソジュの銘柄で、この眞露という社名をそのまま韓国語化したものです。
韓国では口語で漢字を説明するときに「訓・音」の順に表現しますが、眞露に当てはめると、「チャム・ジン イスル・ロ」となります。
ここで、チャムとは「まこと・真実・真理」を意味し、イスルは「露」という意味であります。まんまやんけ!
現地の表記・綴は次の通りです。
日本語 | 韓国語の綴(スペル) |
眞露 | 진로 |
チャミスル | 참이슬 |
イスルトクトク | 이슬톡톡 |
タピオカに米・サツマイモ・小麦を混ぜたものを粉砕した後蒸し、改良済みの麹などの補酵素剤や糖化酵素を添加しデンプンを発酵して醪(もろみ)にします。その後、連続式蒸留機で不純物を除いた95%程度のアルコールを脱水すると、「酒精」が作られます。その酒精に、水や各種甘味料や酸味料といった添加物を添加すると、「ソジュ」が出来上がるのです。
「ソジュ」という響きで、日本の「焼酎」を思いつく方がいらっしゃると思いますが、ソジュと焼酎は、実は全く別のお酒です。ソジュは漢字で「焼酒」と綴ります。しかし、日本が朝鮮を占領していた時代に、「焼酎」という綴が伝わり、韓国が独立した後もその表記が商品名として長いこと残りました。今は、辞書などで正式表記としては「焼酒」と綴っており、「焼酎」と「焼酒」が区別されています。
チャミスルは、眞露(JINRO)が発売するソジュのブランド名です。韓国国内の全国ソジュ市場のシェアで、眞露が占める割合はなんと53%に上ります。眞露はソジュのブランドとしてチャミスルやイスルトクトクなどを掲げて販売していますが、眞露のブランドだけで韓国のソジュ市場の半分以上というシェアを占めているのです。いかにチャミスルが韓国の情緒や文化に溶け込んでいるかがわかります。
なんと、近所のスーパーにこんなにチャミスルが!もともと眞露は日本に向けてのソジュ販売が消極的でしたが、コロナ禍の影響も相まって、日本でチャミスルが購入できるように、日本法人を通じて直接輸入を始め、段々輸入する量も増えてきていると、肌で感じることができました。そして・・・
日本向けのTVCMが放映されることになり、日本の酒類市場に向けて本気を出し始めました。さて、これから眞露の日本法人の運命やいかに・・・